建物・設備のサポート

豊富な経験と蓄積したノウハウをもとに、日常点検の遂行。
長期的な修繕計画の立案を行い、安心を技術的に支援します。

❶保守・点検業務

マンションの資産価値を維持するため、日常点検をしっかり行います。 不具合が確認された場合には速やかに管理組合に報告し改善のご提案をします。

❷調査・計画・提案

過去の修繕履歴、設備の点検結果や経年による建物の状態に基づき、改修計画を立案します。
管理組合の財政状況を踏まえ、将来的な工事の時期や概算金額を示した長期修繕計画を作成します。
改修工事の検討に際して、複数の工事会社に見積りを手配します。
工事の検討をサポートし、工事中は管理業務の範囲で基本的な現場のチェックや立会いを行います。

改修事例

外壁補修工事

  • 鉄筋コンクリートのマンションは経年により外壁にひび割れが発生する為、10~15年ごとの定期的なメンテナンスが建物の保全には必要となります。

    劣化状態をしっかりチェックし、的確な修繕が建物の資産価値を左右します。

    住みながらの工事は、施工品質だけでなく居住者とのコミュニケーションや工事情報の発信も重要です。

    工事内容の企画から業者選定、見積書のチェックと報告、理事会・総会支援、竣工検査立ち合い、工事後のアフターまで担当者がサポート致します。

  • 建物の周りに足場とネットが設置されます。
    メッシュシートは透過性が高く、居住者の快適性と防犯効果から黒いシートが主流です。

  • 外壁塗装は今と同じ色もいいですが、単調な外壁の場合は落ち着いた色に変えたり、アクセントを付けてイメージチェンジ。(シミュレーションで事前に確認することも可能)


玄関ドア改修工事

  • 共用部の工事のなかでも完成後、居住者から最も喜ばれるのが玄関ドアの改修工事です。改修後の違いを毎日実感することができ、防犯効果や地震対策も改良されています。


排水管改修工事

  • 排水管は普段見えないところにありますが、年月と共に老朽化が進み、30年ごとに改修が必要となります。


    マンションは縦の長屋ともいわれますが、排水管の改修はまさに居住者の協力なくして成功しない工事です。


    一般的に飲み水である給水管の方が重視されますが、排水管が使えなくなるとマンションでは生活できず重要な設備です。


    いつごろ、どのような方法で改修するか、見えない部分の工事だけに慎重な修繕計画の立案が鍵となります。


エントランス改修工事



  • 玄関ホールの改修例

    マンションの顔でもある玄関はマンションの印象を大きく左右します。
    オートロックとLED照明を採用し電気料金の削減と明るい雰囲気に変わったことで、居住者だけでなく来訪者の評判も上々です。





    集合ポストの改修例

    A4サイズの封筒がポストからはみ出し、郵便物の盗難や在宅状況もわかってしまう問題がありましたが、ダイヤル錠とチラシ抑止効果のある新しいポストに改修しました。


耐震補強工事

マンションの耐震化の検討はコンクリートの強度や劣化状態・鉄筋の配筋状況を調べ、
現在の耐震基準に基づき建物の耐震性の調査(耐震診断)からスタートします。

  • 建物と鉄骨階段接合部を補強および補修。

  • 駐車場の壁の開口部に耐震壁を設けました。



  • 1階ピロティの独立した柱
    (壁のない柱)の補強例

    柱の補強方法は柱を太くする方法以外に鉄板や特殊な繊維を巻いて柱の破壊を防ぐ工法もあります。

    マンションの耐震化は地震対策と建物の延命を図るうえで重要なテーマですが、診断結果によっては難しい場合もあり、実現まで時間と労力がかかります。

    粘り強く検討を重ね課題を克服していくうえでお互いのコミュニケーションが合意形成の鍵となります。